セサミワークショップ・ニュースレターより:2009年秋~2010年初のトピック

[2010/01/28]

こんにちは、スタッフMです。

 

突然ですが、米国セサミワークショップでは、その時々の世界中での取り組み等を伝える

ニュースレターを配信していることをご存知ですか?ここから登録すれば、誰でも

セサミの最新情報をメールマガジン形式で受け取ることができるんです...が、

「英語で読むのはちょっと敷居が高い」という方のために、このニュースレターのダイジェストに、

ちょっとした補足情報をお付けして、日本語でお届けすることにしました♪

特に大掛かりな取り組みは、セサミ公式ホームページ「せかいのセサミ」コーナー

詳細を追いかけていきたいと思いますので、あわせてご覧ください!

 

今日お届けするのは、"Sesame Workshop News"より、2009年秋~2010年初にかけての

ビッグニュースをふたつ。(英語版はこちら

 

●オバマ大統領、セサミ40周年に寄せたメッセージ●

obamadrawing.png※イラストはタイム誌掲載時にGerard Buboi氏が描き起こしたもの

 

2008年、米国で初のアフリカ系大統領となったバラク・オバマ氏が、

セサミストリート放送開始40周年に寄せて、ビデオメッセージを発表しました!内容は以下の通り。

 

「妹と一緒にセサミストリートを楽しく観ていた者として、また、エルモやビッグバードや

その仲間とともに過ごし、たくさんのことを学んだふたりの女の子の父親として、

みなさんと一緒にこのプログラムを支え、祝福することができたことを心から嬉しく思います。

セサミストリートは、40年の間、時代の変化に応じながらも、それが子どもたちに伝える

価値観という意味では、時代を超えた普遍的なものであり続けて来たのです。

事実、セサミストリートの唱える教訓―優しさ、親切心、そして他者に対する尊敬など―を、

改めて学ぼうとする大人もたくさんいます。

セサミストリート(の教訓)の上に作られる世界は、よりよい場所であり、

子どもたちの心を日毎に豊かにしてくれる世界なのです」

 

オバマ大統領といえば、昨年の11月にはオバマ大統領のミッシェルさんも

セサミストリートに登場し、エルモたちと一緒に家庭菜園を耕してくれています。

その時のお話は、また別の機会にご紹介いたしますね♪

 

 

●セサミストリート ナイジェリアでも現地版制作●

セサミストリートは、それぞれの国が直面する異なった問題に柔軟に対応するため、

世界各国でローカライズ版が制作されています。そしてそのローカライズ版の中に、今回

「ナイジェリア版セサミストリート」が仲間入りすることになりました!

 

ナイジェリアは、アフリカでもっとも人口の多い国であると同時に、大きな教育上の問題を

抱えています。児童労働からHIV/AIDS、マラリア、赤痢、栄養失調などの疾患まで、

さまざまな理由により、同国で幼稚園に通える子どもは全体の30%以下であり、

学校にきちんと通える子どもも60%に過ぎないのです。

 

kamitube.jpg ※南アフリカ版セサミストリートの"Kami"とビッグバードが登場。

 

ナイジェリアのエキスパートたちによって開発された「セサミストリート・ナイジェリア」は、

テレビ、ラジオ、コミュニティ活動、プリント教材などを通じて、子どもたちが毎日教育に

アクセスできるようにします。南アフリカ版セサミストリートをモデルとして、「セサミストリート・

ナイジェリア」は、何百万人もの子どもに、識字能力、計算能力、そして生活を向上させるのに必要な

生きる力を届けているのです。

 

 

...という訳で、今日は一見対極的にみえるふたつのニュースをお伝えいたしました。

でも、米国大統領から、農村部のコミュニティ活動まで...という言い方は正しくありません。

だって、セサミストリートの前では、米国大統領もまた、エルモたちと一緒に基礎学力や

優しさや生きる力を学ぶ、ひとりの子どもなのですから。そういう意味で、

このふたつのニュースは、セサミの根本にある普遍的な価値観を伝えてくれる...と

言えるのではないでしょうか?

それでは、次回のニュースレターをお楽しみに!