新キャラクタートリヴィア【第5回:Rare Muppets on Sesame Street start with "A" Vol. 5】

[2011/11/17]

第5回は

Rare Muppets on Sesame Street start with "A" Vol. 5

これで、やっとAの章が終了です。


このコーナーの写真・キャラクタープロフィールの原典は全てMUPPET WIKIのセサミストリートのマペット紹介ページとなります。

原典:Sesame Street Muppets on Muppet Wiki 



Anything Muppets/エニィシング・マペッツ ってな~に?

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Illustration by Caroll Spinney.


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Family/ファミリー」と言う歌の映像に出て来るエニシング・マペット・キャラクターの4つの例


エニィシング・マペッツは(スタジオの中ではAMsと略されることもありますが)目鼻や髪の毛等がセットされていない空のマペトの頭部のことです。だからエニィシング・マペッツ、すなわち何者にでもなり得るマペットと言う事です。

実際、顔のパーツに依る特徴付けや身体や服装のアレンジを加える事でどんな種類のキャラクターだって創り出せるのです。

(同じ様な意味合いの言葉でWhatnots というのが The Muppet Showにもあります)セサミストリートに登場するエニィシング・マペッツのいくつかは、マペットの映画や特番にも出て来ます。

ある一つのエニィシング・マペットがセサミストリートの最初のエピソードの中の寸劇にゴードン(ヒューマン・アクター)と一緒に出て来ました。それは全く何のパーツも付いていないのっぺらぼうの顔のマペットだったのですが、ゴードンは彼女を(彼女と言うのは何故だか特定されて居た様です・・・)「誰にでなり得る人物」と紹介すると、彼女と続いて出て来た4人のエニィシング・マペッツに目、鼻、そして髪の毛を付けてあげて一つの家族にしたのです。

最初のシーズン(1969~1970)のセサミストリートの中で彼らは望むもの何にでもなれる「ジ・エニィシング・ピープル」と呼ばれていました。通常ボブの様なヒューマン・アクターは必要に応じて異なるキャラクターに変わるものです。このエニィシング・ピープルのコンセプトは、時々あるエニィシング・マペットの鼻を取り去ったり、ひげを無くしてみたりと言う様な事が行われましたが、何シーズンか後に止めてしまったのでした。

このエニィシング・マペッツは通常は人間タイプのマペットを創り出す時に使われる事が多いのですが、1980年代後半までは動物のキャラクターも時にはエニィシング・マペットの手法で創り出されました。そういった形で作られたマペットには、亀のトートイズとウサギのヘアースリー・リトゥル・ピッグス(三匹の子豚)やキャプテン・ベジタブルなどが居ます。

また、他にもこのような動物のエニィシング・マペッツの例としてThe Miss Muffet Play(ザ・ミス・マフェット・プレイ)、 地球上の動物ではないですがAliens(エイリアンズ)、The Gonk(ザ・ゴンク)、The Geefle(ザ・ギーフル)、モンスターの範疇ではBennett Snerf(ベネフィット・スナーフ)、Arlene Frantic(アーレン・フランティック)、 Fenwick(フェンウィック)、 Rosemary(ローズマリー)、Pamela(パメラ)、など多くの例が見られます。

セサミストリートのメインキャラクターの中にもエニィシング・マペットをベースに作られたキャラクター達が居ます。

カウント伯爵プレーリー・ドーンミスター・ジョンソン(グローバーのお客さんになるあの青いおじさん)、ルーズベルト・フランクリンガイ・スマイリーレフティー・ザ・セールスマントゥイドゥルバグス、そしてシャーロック・ヘムロックなどです。

【セサミストリートにおける我々の一般原理としての主義は特定の人種に肩入れしないと言う事です。それこそがジム・ヘンソンが人為的で奇妙とまで思える様々な色の人形(ひとがた)のマペットを創出した理由です。】(セサミストリートの多くのマッペットをデザインしたエド・クリスティー談)


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殆どブランクのバージョンと言えるグリーン、ファット・ブルー、ラヴェンダーのエニィシング・マペッツ(歌:"Fat Cat"より)


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エニィシング・マペッツによる大家族



セサミストリートに登場する様々なタイプのエニィシング・マペットをご紹介

(リンクは全てMUPPET WIKIの英文ページに設定されています)

  • Fat Blue ファット・ブルー(腕がライブ・ハンドと言われるタイプも含む)
  • Green グリーン
  • Pumpkin パンプキン(カボチャ色)(腕がライブ・ハンドと言われるタイプも含む)
  • Purple パープル
  • Lavender ラベンダー
  • Large Lavender Live Hand 大きくてラベンダーのライブハンド
  • Orange Gold オレンジ・ゴールド(腕がライブ・ハンドと言われるタイプも含む)
  • Little Anything Muppets ホット・ピンク、赤っぽいマゼンタ、オレンジ・パンプキン、ライト・グリーン、ブラウン、そしてスモール・ラベンダーなどのサブ・グループのもの


*ライブハンドとはマペットの両腕に実際のパペティアの手・腕を差し入れて操るタイプのマペットの呼び名で

 相対するものとしてエルモの様にロッドで手・腕を動かすタイプのハンド・ロッドのマペットがあります。


  • 更に加えてあまり頻繁には使われなかったため公式な呼び名も不明となっているもの
  • Large orange live hand(ラージ・オレンジ・ライブハンド)

このタイプでは以下の様な名前を持つマペットが作られました。

Laundromat Manager(ローンドロマット・マネージャー)、 King Fred Charming(キング・フレッド・チャーミング)、 Murray the Mediocre(マーレイ・ザ・メディオクル)、 Sir John Feelgood(サー・ジョン・フィールグッド)、 Mo(モー)、 The Grand Royal Square Lover(ザ・グランド・ロイヤル・スクエア・ラバー)、Geppetto(ジェペット)、Diva D'Abruzzo(ディヴァ・ダブルッツォ)、Super Nanny(スーパー・ナニー)、 Hansel(ヘンゼル)、 Noel Cowherd(ノエル・カウハード)、 "The Most Important Meal of the Day" (ザ・モスト・インポータント・ミール・オブ・ザ・デイ)に出て来るシェフ、 "Once is Not Enough"(ワンス・イズ・ノット・イナフ)の父親、  "Dentist of Seville"(デンティスト・オブ・セヴィル)の歯医者、 Dr. Edwynn(ドクター・エドウィン)、 Guntag Gelman-Jones(グンター・ゲルマン・ジョーンズ)、Charmin'(チャーミン)、 Suspension Act Magician(バネの様な動きのマジシャン)、 "The Sneeze Song"(ザ・スニーズ・ソング)に出て来るone of the backup singers (バックコーラスの歌手の一人)、 Long Jane Silver(ロング・ジェーン・シルバー)、Dani(ダニ)、 Emagene(イマジーン)、I.C. DeForrest(アイ・シー・デフォレスト)、 King Oliver(キング・オリバー)などです。

  • Magenta(マゼンタ)

Flo(フロ)、Smelly(スメリー)、 Breakfast Club Singer(ブレークファスト・クラブ・シンガー)、 Dinner Theatre (ディナー・シアター)の従兄弟、Tyrone(タイロン)、Prince(プリンス)、 Groucho Marx Muppet(グルッチョ・マークス・マペット)、 Tony(トニー)などがこの種類のエニィシング・マペットで作られました。

  • Large lavender hand rod(ラージ・ラベンダー・ハンド・ロッド)

The Count (in The First Day of School)(子どもの頃のカウント)、Rusty(ラスティ)、 Mr. Essex(ミスター・エセックス)、Sonny Friendly (1986-1993のソニー・フレンドリー) Frankie(フランキー)、Donald Trump Muppet(ドナルド・トランプ・マペット)などがこの種類のエニィシング・マペットで作られました。

  • Large pink live hand(ラージ・ピンク・ライヴ・ハンド)

Prairie Dawn's Mom(プレーリー・ドーンのママ)、Virginia Virginia(ヴァージニア・ヴァージニア)、Gretel(グレーテル)、 The Closer(ザ・クローザー)、Salesperson(セールスパーソン)などがこの種類のエニィシング・マペットで作られました。

  • Brown(ブラウン)

Kingston Livingston III(キングストン・リビングストン三世)、Sergeant Gabriel(サージェント・ガブリエル)などがこの種類のエニィシング・マペットで作られました。


  • Large light pink live hand(ラージ・ライトピンク・ライブ・ハンド)

Sadie Schwartzbaum(サディー・スチュワーツバウム)がこのタイプのエニィシング・マペットで作られました。

  • Large green live hand(ラージ・グリーン・ライブ・ハンド)

Super K Cereal boy(スーパー・ケー・シリアル・ボーイ)がこのタイプのエニィシング・マペットで作られました。


注)「AM」と言う略語は背景に登場するその他大勢のモンスターや動物、ホンカー達やディンガーなどの生き物に対しても使われます。その様な場合は脚本の中ではAMsを「アニメイテッド・マペッツ」と称します。



The Aristocrats/ジ・アリストクラッツ

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ジ・アリストクラッツMonster Hits(モンスター・ヒッツ)という音楽ビデオパッケージの中でそう呼ばれたのですが、セサミストリートの中で「Fur(ファー:毛)」と言う歌を歌っていました。この歌のリード・シンガーはステュー・モンスターでバックコーラスの歌手の三人が、それぞれハーヴェイ・モンスターマウリス・モンスターを変化させたものと、毛むくじゃらのラベンダーのエニィシング・マペットでした。この三人のモンスター達は「Frazzle(フラッズル)」と言う歌(この歌の中にはリトゥル・クリッシーに似せたファット・ブルーのモンスターが登場します)や、「 I Want a Monster to Be My Friend(モンスターの友達が欲しい)」の歌の映像にも登場します。



Aristotle/アリストトゥル

【演じたのはリチャード・ハント】

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アリストトゥルはセサミストリートの第13シーズンと14シーズンに出てきた視力に問題があるモンスターで、テリーと仲良しでした。彼の名前はあのギリシャの哲学者から拝借した名前です。アリストトゥルは目に見える耳を備えた数少ないモンスター・マペットの一つです。他の外見的な耳があるモンスターはthe Shagri-Las(ザ・シャグリ・ラス)というトリオのモンスター・バンドです。アリストトゥルは1983年に米国で出版されたThe Sesame Street Treasury(ザ・セサミストリート・トレジャリー)と言う本のシリーズの見返しに登場したこともあります。(我々日本のセサミファンにとっては究極のトリヴィアですね・・・)


Arlene Frantic/アレン・フランティック


【演じたのはフラン・ブリル】

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アーレン・フランティックはセサミストリートの中のクイズ・ショー仕立てのセグメント"What's My Part?(ファッツ・マイ・パート)"What's My Line?(ファッツ・マイ・ライン)のアーレン・フランシスのパロディーとして出て来たのでした。

彼女はそのゲームショーに2回異なったデザインのマペットとして出て来ました。1970年の第2シーズンのエピソード 0131では競争の対象となるからだの部位が【鼻】で彼女はモンスタータイプのマペットでした。

足がお題となったエピソードでは彼女(同じデザインのマペット)は特に名前の無いある人として出ていました。


Armstrong the Chicken Hawk/アームストロング・ザ・チキン・ホーク

【演じたのはフラン・ブリル】

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アームストロング・チキン・ホーク

セサミストリートの "Let's Lay an Egg(レッツ・レイ・アン・エッグ)"という歌の映像に出演しました。(写真-左の左下)

元々彼はThe Animal Show(ジ・アニマル・ショー)という番組のホストの補佐役でした(写真-右の右)。


Arnold Schnuffleupanegger/アーノルド・シュナッフルアパガス

【演じたのはノエル・マクニール】

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アーノルド・シュナッフルァパネッガーは1993年にセサミスストリートに登場したスナッフルアパガス族のマペットでスナッフィーと子どもたちにエクササイズのレッスンをしました。彼はひどくオーストリア訛りの英語を話します。彼のレッスンでは鼻を動かす事が第一に要求されますが、シュナッフルァパネッガーが言うには、両手、両腕、それに身体の何処だってエクササイズは必要なんだそうです。彼の見かけは殆どスナッフィーと同じですが頭が少し丸みがあって毛足が少し長めで、目が少し小さめです。察しのいい皆さんは既にお気づきかもしれませんが、この名前はあのアーノルド・シュワルツェネッガーのもじりです。シュナッフルァパネッガーがレッスンのクラスの皆に次回までのお別れを言う時「アイル・ビー・バック、ハスタ・ラ・ヴィスタ、ベイビー!」と言うのですが、これはシュワルツェネッガーが「ターミネーター」の中で使う有名なセリフの真似です。シュナッフルァパネッガーのパペットは様々な他のスナッフルアパガス族のキャラクターとして流用されました。ロザリンマミー・スナッフルアパガスアンクル・アベなどです。


Art Fishbottom/アート・フィッシュボトム

【演じたのはタイラー・バンチ(声)】

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アート・フィッシュボトムはセサミストリートの番組の中の Abby's Flying Fairy Schoolの(アビーズ・フライング・フェアリー・スクール)というCG映像のセグメントに登場する「押し入れに棲む生き物」です。押し入れに棲む生き物だけに、教室の押し入れの辺りに住んでいます。押し入れに何かが仕舞われると、必ずそれを盗りに現れるのです。彼を見つける為にアビー、ブログ、そしてゴニガンは彼が出現するパターンというものを発見する必要があるのでした。彼らは全部の押し入れを最後の押し入れまでずっとアート・フィッシュボトムについて行って、物を仕舞おうとしたのです。そこで彼が言うのは、彼の名前を言い当ててみろと言う事だったのです。三人は彼をだまそうと「ザ・ネーム・ゲーム」と言うゲームを仕掛けます。その中で彼は自分の名前のそれぞれ(ファーストとラスト)についての手がかりを言わされるはめになるのです。そのゲームがすごく楽しくて、心変わりした彼は盗んだ物を全部教室に戻して、三人をスターの様に称賛したのでした。

【ここで言う教室の押し入れとは、教室の後ろにある生徒一人一人に1ブロック与えられる棚の様なものです】


An astronaut/アストロ・ノーツ

【演じたのはマリリン・ソコル(声)】

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アン・アストロノーツはセサミストリートの劇中歌"Women Can Be(ウイミン・キャン・ビー)" に取り上げられる様々な女性中の一人で宇宙飛行士です。彼女が子どもの頃、異常に長い時間自転車に乗っていたので、母親は注目していました。そして成長した彼女は宇宙開発プログラムに参加し、月に行く予定になっているのです。

彼女もまたエニィシング・マペットの一例ですね。


Athena/アテナ

【演じたのはデイビッド・ラッドマン】

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アテナ(写真左)はフーツ(写真右)の孫娘のふくろう。彼女が大きくなったらなりたいのは歌手です。それで、フーツを見て偉大なスキャット・歌手になるお手本にしています。彼女は時々セサミストリートのジャズ・ハウス Birdland(バードランド)でMCをしました。アテナが登場していたのは1988年の第19シーズンのセサミストリートでした。番組に登場し始めてすぐに最初固くて黒かったくちばしは柔らかくてオレンジ色に変えられ、オレンジ色の瞳にしてもらいました。

(写真はその変更の前の初期のアテナです)



Aunt Chloe/アーント・クロエ

【演じたのはカミイユ・ボノラ】

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アーント・クロエ(写真右)はゾーイの叔母さんです。

登場したのは1993年代5シーズンのセサミストリートのエピソード 3159です。

その時彼女はトラの着ぐるみを着たゾーイのあごをくすぐり続けて、いやがられました。

当時何度か同じ様な登場の仕方をしたものです。


Aunt Edna/アーント・エドナ

【演じたのはジュリアン・ブウシャ】

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アーント・エドナ(写真左)は1990年代のセサミストリートの中の寸劇に登場しました。彼女の姪(写真右)が風に飛ばされて木に引っかかった帽子をとってくれる為に通りを渡って来てくれたのでした。

実は彼女が登場する前に、スーパーグローバーが駆けつけていたのですが彼が只、帽子に向かって「落ちてこい」と叫ぶだけなのをよそに、彼女はその木に登って帽子を取ってやったのでした。その後、姪っこをソーダを飲みに連れて行ったのでした。



Aunt Jill/アーント・ジル

【演じたのはフラン・ブリル】

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ジル(写真左)はJesse(ジェス)のママで、エルモの叔母さんです。

彼女は2010年のセサミストリートの特番When Families Grieve(家族が悲しみにくれているとき)に登場して、彼女の夫のJack(ジャック)が亡くなった事を嘆いていました。ジルはこの特番にほんの少し出て来ただけですが、同じテーマの手引き書に目覚ましい登場の仕方をしていましたし、"Give Your Heart a Little Time(ギブ・ユア・ハート・ア・リトゥル・タイム/少しの間気を遣って)"というその番組の劇中歌にも出ていました。また、セサミワークショップのウエブサイトでダウンロード出来るストーリー・ブック(これも同様の内容)にも出ていました。


では次回からイニシャルBが始まります。お・た・の・し・み・に:)